タイ北部の村でHIVに感染しながらも生きる希望を失わない家族の姿を3年間に渡り見つめたドキュメンタリー映画。監督:直井里予。作品紹介

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夫からHIVに感染したアンナは、夫を亡くした翌年、村の病院でポムと出会い結婚。
平日は村で魚や蛙などの行商人として働き、農繁期ともなると、農作業に精を出す。
2人はさまざまな悩みを抱えながらも、感情をかきたてることなく、心穏やかに日々を送る。

隣郡に住むボーイは、小学校1年生。体調を崩して休校し、両親が働く果樹園で一日を
過ごす。母親に勉強を教えて貰いながら、再入学の準備中。
新学期から小学校に無事再入学したボーイだが、半年後にエイズを発症し、
病院での入院生活がはじまる。

2家族の生活の中にゆっくりと流れる時間、そしてアンナとポム、ボーイの生きざまを通して、
生の根をじっくりと見つめていく。


2005バンコク国際映画祭正式招待作品
2005山形国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品
2006韓国EBS国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品
2006台湾国際ドキュメンタリー映画祭 アジア部門審査員特別賞受賞作品                                                                                                   第7回アジア・太平洋地域エイズ国際会議文化イベント正式招待作品

日本-タイ/2005年/90分/タイ語ほか(日本語字幕)/DV/カラー 
監督・撮影・編集 : 直井里予
アドバイザー : 瀬戸正夫、野中章弘、吉田敏浩
ノンリニア編集 : スタット・パリライラット、松元義則
翻訳・字幕協力 : シリポーン・ルンルアンタンヤ、リポ、高杉美和
製作 : 直井里予、アジアプレス・インターナショナル[ http://www.asiapress.org/ ] 
宣伝協力 :(有)商援隊[ http://www.shoentai.co.jp/ ]