夫からHIVに感染したアンナは、夫を亡くした翌年、村の病院でポムと出会い結婚。
平日は村で魚や蛙などの行商人として働き、農繁期ともなると、農作業に精を出す。
2人はさまざまな悩みを抱えながらも、感情をかきたてることなく、心穏やかに日々を送る。
隣郡に住むボーイは、小学校1年生。体調を崩して休校し、両親が働く果樹園で一日を
過ごす。母親に勉強を教えて貰いながら、再入学の準備中。
新学期から小学校に無事再入学したボーイだが、半年後にエイズを発症し、
病院での入院生活がはじまる。
2家族の生活の中にゆっくりと流れる時間、そしてアンナとポム、ボーイの生きざまを通して、
生の根をじっくりと見つめていく。
2005バンコク国際映画祭正式招待作品
2005山形国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品
2006韓国EBS国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品
2006台湾国際ドキュメンタリー映画祭 アジア部門審査員特別賞受賞作品
第7回アジア・太平洋地域エイズ国際会議文化イベント正式招待作品
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