ストーリー
ビルマ民族主体の中央政権と少数民族の間で60年以上も戦争が続くビルマ。
タイービルマ国境に避難してきたビルマ少数民族約15万人(約12万人がカレン民族)が、1984年から難民キャンプ内で今も生活を送り続ける。
長引く戦争の中でカレン民族内部での戦いもはじまった。
「戦いはなぜ終わらないのか」、難民キャンプの日常生活を送る子どもたちや教育現場に長期取材しながら、その理由を追っていく。
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監督プロフォール
ダラツー君(14歳・小6)は、タイービルマ国境の難民キャンプ生まれのカレン人。将来は、カレン兵士になりカレン民族のために闘いたいというが、中学に入る直前、アメリカ兵士になりたいと言い出す。
そして次第に、キャンプに押し寄せる市場経済の波に翻弄されるようになっていく。
ウィリアム先生(29歳)は、ビルマ国内生まれのカレン人。
12歳の時にタイに移住し、タイのIDを持つが、キャンプの大学に入学。民族独立のためには教育が必要だと、卒業後もキャンプに残り、大学で英語を教えている。
お正月休み、先生が援助のために、はじめてビルマ国内避難民のもとへと向かった。ウィリアム先生がそこで見たものとは・・・。
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